クラビットの副作用は?

性器クラミジアや淋病などの性病に有効な治療薬としてクラビットがありますが、少なからず副作用はあります。副作用と聞くとちょっと怖いと思ってしまう方もいますが、そもそも副作用はどんな薬にもつきものです。

しかも、クラビットは他の抗生剤に比べると副作用は起こりにいと言われていますし、仮に副作用が起こったとしても深刻な状態になることはほぼありません。もちろん、その時の体調やその人の体質などによっても異なるので一概には言えないものの、一般的には症状もそれほど深刻なものではありません。

一般的な副作用としては吐き気や下痢・軟便、不快感、発疹などがあります。これらも個人差があり、酷い下痢になる人もいれば、それほど気になるくらいの症状ではない人もいます。

クラビットは、さまざまな菌に有効であるために、身体を健康に保つためにある善玉菌等のような菌まで死滅させてしまうことで、こういった副作用が起こることもあります。軽い症状であれば一定期間過ぎれば自然と回復するので気にならないでしょう。

ただ、もし症状が酷いという場合には、一度医師に相談してみるといいでしょう。クラミジアや淋病等の性病に効く治療薬は他にもあるので、そちらに切り替えることも出来ます。

また、他にも肝機能障害や急性腎不全などの深刻な副作用を引き起こすこともあります。そういった酷い症状の場合には服用は中止し医師に確認してみることが大切です。

その他には、クラビットを服用すると眠気やめまいを引き起こす事もあります。また、副作用には不眠もあり、夜なかなか眠れずに昼間睡魔が襲うなんてこともあるので、服用後はなるべく車の運転はしないほうがいいでしょう(何ともない方は問題なし)。

クラビットの副作用はそれほど深刻ではない、とはいうものの、用法・用量を守らなければ症状が強く出てしまう危険性があります。

クラミジアや淋病の症状がおさまらないから、もしくは早く完治したいからと勝手に飲む量を増やしてはいけません。また、他の薬を飲んでいる方、妊婦や子供は副作用が強く出てしまう恐れがあるので、服用には十分に注意しないといけません。

もし他に持病がある方はまずはそのかかりつけ医に相談をしてみましょう。クラビットはたいした副作用がないから大丈夫と安心してはいけません。クラビットと併用することで、持病のために飲んでいる薬の効果が消されて持病が悪化したり、その薬の副作用が強く出てしまう事もあります。

最近は通販サイトなどでクラビットもしくはクラビットのジェネリック品を購入できるようになっていますが、そちらは偽物が半分以上と言われているので、注意しましょう。