性器クラミジア治療院でしっかり治してください!

性器クラミジアとは、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、淋病とともに4大性病とも呼ばれている性感染症で、日本でもっとも感染者が多い性病です。実に100万人以上の方が感染しており、自覚症状がない方もいるので、実際の感染者はそれよりもはるかに多いといわれています。

性器クラミジアは“クラミジア・トラコマチス”という真菌の一種による感染が原因です。生命力は弱く、宿主細胞の中でしか生存できない性質の偏性細胞内寄生体のため、空気感染や衣服などからはほとんど感染しません。

あくまで粘膜の接触が主な感染ルートになります。ただ、生命力は弱いものの感染力が強く、性交した場合の約50%で感染するといわれています。つまり、性器クラミジアに感染している方が2人と性交した場合、どちらか1人はほぼ感染することになります。

しかも感染しても自覚症状がわかりにくいため、知らずに性交することで感染が広がってしまいます。そして感染してしまうのは性交だけではありません。アナルセックスやオーラルセックスでも感染してしまうので注意が必要です。

性器クラミジアは男性が50%の方、女性は実に80%の方が症状がでない、気がつかないといわれています。「症状が出ないのなら気にしなくてもいいのでは?」と思うかも知れません。

男性であれば、尿道炎になる程度ですからいいかもしれませんが、女性が感染すると不妊症の原因になってしまうこともあります。悪化すると、子宮頚管炎、子宮内膜炎などを引き起こし、それが骨盤内炎症疾患を引き起こすこともあります。

そしてこういった炎症または卵管まで感染が広がると、卵子の通り道をふさぐことになってしまうこともあり、それにより不妊症になりやすくなります。

しかも無事妊娠したとしても、出産の際に子供が感染してしまう危険性があります。そうなると新生児結膜炎や新生児肺炎を引き起こしやすくなり、場合によっては命の危険にさらされることもあります。

ですので、妊娠したら性器クラミジアの検査を早めに受けておくといいでしょう、最近は16歳~25歳くらいまでの若年層の感染割合が高くなっているので、注意が必要です。恥ずかしいからと言って検査も受けないと、産まれてくる大切な赤ちゃんを苦しめることになってしまいます。またそれ以前に不妊症で悩むことになるかもしれません。

「性器クラミジアになったらどうしよう」と心配になる方もいるでしょう。ですが、早期発見であれば、治療は1~2週間、治療薬によっては1回飲むだけ、というものもありますから、治療に関しては難しいものではありません。費用的にも数千円程度ですから気になるくらいではないでしょう。

性器クラミジアは症状がわかりにくいですが、何か異変を感じたら念のため検査をしてみましょう。そして自分が感染しているとなれば、パートナーもおそらく感染しているでしょうから、2人で検査を受けたほうがよいでしょう。